昭栄の介護施設向け非常用発電機|製品・施工・保守

非常用電源の企業・製品情報

昭栄の介護施設向け非常用発電機|製品・施工・保守

株式会社昭栄は、非常用LPガス発電機「ガス電くん」を製造する埼玉県の会社です。公式サイトでは、小規模施設向けの単相5kVAから、大型施設で三相設備へ給電する機種まで8機種を掲載しています。

本ページでは、介護施設の担当者が製品本体だけで判断しないよう、給電したい設備、LPガスの備蓄、切替設備、施工、点検・保守を分けて確認します。

最終確認:2026年9月15日
本ページは公開情報を整理した編集記事です。価格、施工範囲、保守契約、対応地域、納期、補助金は案件ごとに確認してください。

株式会社昭栄とガス電くんの基本情報

確認項目公式情報で確認できる内容個別に確認すること
会社名株式会社昭栄同名企業と混同しないよう公式URLを確認
事業部ガス電くん事業本部相談案件の担当窓口
所在地ガス電くん事業本部は埼玉県行田市藤原町3-2-4、本社工場は埼玉県行田市長野5-9-3施設所在地での販売・施工・保守体制
事業内容ガスエンジン発電装置システム事業製造、販売、設計、施工、申請、保守の契約上の担当会社
製品非常用LPガス発電機「ガス電くん」8機種を公式製品ページに掲載現行仕様、納期、保証、選定機種
介護施設向け情報医療・介護施設の専用ページと介護施設2件の導入事例を公開自施設と同規模・同用途の事例
導入実績公式トップページに全国累計600台以上と掲載2024年2月26日時点の数値であり現在の台数は個別に確認
価格標準価格は公式サイトで確認できず本体、設計、基礎、切替盤、配線、ガス設備、申請、試運転、保守の内訳

公式サイトは https://www.shoei2000.co.jp/ です。社名だけで検索すると同名企業が表示されるため、URLと「ガス電くん事業本部」の表記を確認してください。

既設の防災用発電機とBCP用電源を分けて確認する

昭栄の公式サイトでは、ガス電くんを一般照明、コンセント、医療機器、コンピューター等へ給電する「保安用」に相当すると説明しています。消防設備等へ給電する法令上の「防災用」と同じものとして扱わないことが重要です。

区分主な給電先介護施設で確認すること
防災用消防設備や建築設備等、法令に基づく非常電源既設設備の用途、認定、容量、点検、法定設備との接続
保安用・BCP用照明、コンセント、通信、介護機器、給水、空調等の事業継続設備停電中に継続する業務と給電優先順位
共用を検討する場合防災設備と事業継続設備の双方適用基準、設備認定、回路、優先制御を消防・電気の専門家へ確認

製品名に「非常用」とあっても用途区分は別に確認

既設の防災用自家発電設備がある施設でも、給水ポンプ、空調、エレベーター、厨房機器等へ電気が届くとは限りません。まず分電盤と単線結線図で、停電時にどの回路へ給電されるかを確認してください。

公式製品ページに掲載された現行8機種

公式製品ページで確認したラインアップです。型式名の数字だけで容量を判断せず、周波数、相数、定格出力、電圧を確認してください。

型式相数定格出力定格電圧寸法重量主な確認点
SGS-5000BT単相3線5kVA100/200VW810×D1670×H1243mm400kg照明・コンセント系の必要容量
SGS-8100BT単相3線8kVA(50Hz)
9kVA(60Hz)
100/200VW810×D1750×H1243mm450kg地域の周波数と単相負荷
SGS-8100BGS三相4線8kVA200V
100V同時出力可
W810×D1750×H1243mm470kg三相負荷と100V側の出力上限
SGS-40S単相3線40kVA100/200VW3430×D1140×H1480mm1500kg単相負荷の合計と搬入経路
SGS-50S単相3線46kVA100/200VW3430×D1140×H1480mm1580kg単相負荷の合計と基礎
SGS-60K三相4線48kVA(50Hz)
60kVA(60Hz)
200VW3430×D1140×H1480mm1500kg周波数と三相設備の起動電流
SGS-75K三相4線60kVA(50Hz)
75kVA(60Hz)
200VW3430×D1140×H1480mm1580kg周波数と三相設備の起動順序
SGS-125K三相4線130kVA(50Hz)
156kVA(60Hz)
200VW3429×D1607×H2184mm2100kg型式名と定格出力を混同しない

寸法は公式表に記載された架台またはアンカーステイを含む値です。改良により仕様・外観が変更される場合があるため、見積もり時に最新仕様書を確認してください。

現場条件に応じたカスタムオーダーを案内

公式製品ページでは、設置場所や設備の要望に応じたカスタムオーダーに対応すると案内しています。対応できる変更内容、追加費用、納期、保証への影響は個別確認が必要です。

停電検知から給電開始までの動き

公式説明では、自動運転モード中に停電を検知すると5秒後にエンジンが起動し、約25秒で電力供給を開始します。復電後は自動停止して商用電源へ戻るとされています。

機能公式情報介護施設で確認すること
停電検知停電検知5秒後にエンジン起動検知対象、瞬時停電時の動作、始動失敗時の対応
給電開始約25秒で電力供給を開始給電開始まで停止できない機器のUPS併用
復電時自動停止し商用電源へ切替切替時の瞬断、設備の再起動、復帰確認
自動試運転毎週1回または毎月1回の設定を製品仕様に掲載試運転日時、騒音、記録、警報確認、負荷運転の有無
異常表示発電機内のブザーとランプで通知職員が確認する方法、遠隔通知の有無、休日夜間の連絡

自動試運転と停電訓練は同じではない

エンジンが定期的に起動しても、施設の照明、給水ポンプ、空調等へ実際に切り替わるかは別の確認です。BCP訓練では、切替動作、給電先、設備の再起動、職員の操作を確認してください。

介護施設で給電する設備から機種を選ぶ

昭栄の介護施設向けページでは、施設運営に関わる機器を単相と三相に分け、機器のメーカー、型式、大きさ、台数を整理して機種を選定するよう案内しています。

設備の例公式ページでの区分選定時の確認BCP上の考え方
照明・コンセント単相対象エリアと同時使用量全館ではなく継続業務の場所を優先
吸痰器・薬品庫単相型式、消費電力、連続運転時間利用者の生命・健康への影響で優先
PC・電話交換機・サーバー単相UPS、通信回線、再起動手順発電開始までの空白時間も対策
電動リフト・入浴補助機器単相として掲載起動電力、使用回数、機器別電源停電中に継続する介助方法を決定
給水ポンプ三相定格と起動電流、制御盤飲用、排泄、衛生維持の必要水量を確認
空調単相・三相の両方を掲載対象室、相数、台数、起動順序全館運転ではなく避難・療養区画を優先
エレベーター三相メーカー、制御方式、停電時運転可否発電機容量だけでなく設備側の対応を確認
業務用冷凍冷蔵庫三相起動電流、庫内温度、運転サイクル食事・薬品の保管時間から優先度を設定

実際の相数や消費電力は施設の設備によって異なります。公式ページの例だけで決めず、銘板・仕様書・分電盤・単線結線図を用いて電気工事会社等へ確認してください。

発電機本体と施工の契約範囲を分けて確認する

公式サイトでは製品、カスタムオーダー、介護施設の設置事例を確認できます。一方、標準的な施工範囲、全国の施工体制、申請代行の範囲は公開情報だけでは確定できません。

工事項目公式情報で確認できること見積書で確認すること
機種選定非常時に必要な機器の情報から適切な設備を選定すると案内容量計算書、起動電流、同時使用、将来増設
設置場所屋外設置の製品仕様と設置事例を掲載基礎、搬入、離隔、浸水、積雪、塩害、騒音、排気
切替設備自動運転・復電時切替を製品特長として掲載自動切替盤の仕様、既設盤改修、切替対象回路
電気工事公開ページでは標準範囲を確認できず配線、分電盤、接地、停電作業、試運転、資格者
LPガス設備ボンベ・バルクタンクを用いた導入事例を掲載貯槽、配管、調整器、供給会社、法令・条例上の手続き
届出・協議最寄りの消防へ確認が必要と案内消防、電気、ガス、建築の協議先と申請担当
総合試運転公開ページでは標準範囲を確認できず停電想定、自動切替、実負荷、給電先、復電までの確認

「一式」の内訳と責任会社を確認

メーカー、販売会社、電気工事会社、LPガス供給会社が分かれる場合があります。見積書では各社の工事範囲、工程管理、保証、事故時の責任、引き渡し後の窓口を確認してください。

点検・保守は契約前に具体化する

公式製品ページでは、自動試運転、表示・警報・停止機能、バッテリー充電器等の装備を確認できます。ただし、定期点検の標準メニュー、保守契約期間、料金、緊急出動、消耗品交換は公開情報だけでは確認できません。

確認項目確認する理由契約前に決めること
日常確認警報や燃料不足を早期に把握するため職員が見る表示、確認頻度、記録様式
自動試運転起動履歴と異常通知を確認するため毎週・毎月の設定、立会い、負荷の有無
定期点検始動用バッテリー、油脂類、ホース、点火系等は経年劣化するため点検周期、作業項目、測定、交換部品
実負荷確認発電機が動いても施設設備へ給電できるとは限らないため停電試験、切替盤、給電先、復帰手順
故障時対応災害直前に故障しても部品・技術者を確保できない場合があるため受付時間、現地到着目安、部品在庫、代替電源
保証本体と工事で保証主体が異なる場合があるため保証期間、対象範囲、免責、出張費
保守の担い手所在地によって担当会社が変わる可能性があるため担当会社、資格、対応地域、契約更新・解約

自動試運転機能があることは、定期点検や実負荷による確認が不要という意味ではありません。設備用途と関係法令を踏まえ、必要な点検内容を専門家へ確認してください。

72時間運転には必要量のLPガス備蓄が必要

昭栄は、3日分の燃料を準備することを条件に72時間の連続運転を案内しています。発電機だけを導入しても、必要量の燃料と供給設備がなければ想定時間は運転できません。

確認項目内容BCPへ記載すること
燃料消費量機種、周波数、負荷によって異なる想定負荷での1時間当たり消費量
備蓄量72時間分を確保するには消費量から逆算が必要通常時残量、最低残量、補充判断
供給方式ボンベまたはバルク貯槽等を設置事例に掲載設備容量、切替、点検、災害時の使用手順
供給・管理公式サイトではLPガス供給業者が行うと説明供給会社、緊急連絡、優先供給の契約有無
災害時補給道路、充填所、配送車、地域被害の影響を受ける備蓄で持たせる時間と補給不能時の代替策
ガスの他用途給湯・調理等と燃料を共用する場合がある発電機を優先する条件と使用制限

「72時間運転可能」だけで比較しない

見積もりでは、想定負荷、燃料消費量、貯蔵量、実際に使用できる残量を同じ条件で計算してください。災害時の追加配送は自動的に保証されるものではないため、LPガス供給会社との契約内容も確認します。

公式サイトに掲載された介護施設2件の導入事例

介護施設の事例として、特別養護老人ホーム等を運営する複合施設と、小規模多機能型居宅介護の2件が公開されています。規模によって導入機種と給電対象が大きく異なります。

施設所在地導入機種公式記載の給電・導入内容比較時の注意
社会福祉法人淑徳福祉会 淑徳共生苑千葉県千葉市SGS-125K
三相
補助金を活用し、エレベーターや厨房等を含む3日間の機能維持を図る設備として導入診療所を含む複合施設の事例であり、自施設の負荷・燃料・受電方式と分けて検討
小規模多機能型居宅介護 ゆるるか千葉県八街市SGS-8100BT
単相
照明、空調、コンセントを対象とし、施設横に発電機とガスボンベ庫を設置「全て」の範囲、同時使用、空調台数、運転時間は自施設条件で再計算

事例は導入可能性を示すもので、同じ機種を選べば同じ設備・時間を運転できることを保証するものではありません。

価格と補助金は最新条件で確認する

製品本体と導入工事の標準価格は公式サイトで確認できません。介護施設向けページにはLPガス災害用バルク設備に関する補助金情報がありますが、掲載年度の制度を現在も利用できるとは限りません。

費用項目見積もりに含まれるか確認する内容
発電機本体型式、標準仕様、オプション、輸送、納期、保証
現地調査・設計負荷調査、容量計算、図面、消防・電気・ガスの協議
設置工事基礎、搬入、揚重、防護柵、浸水・塩害・積雪・騒音対策
電気工事切替盤、分電盤、配線、接地、停電作業、復旧
LPガス設備容器・バルク貯槽、供給設備、配管、検査、燃料
試運転・引き渡し自動起動、切替、実負荷、復電、操作説明、完成図書
点検・保守年次費用、消耗品、負荷確認、緊急対応、出張、契約期間
補助金申請対象設備、申請支援、交付決定前発注の可否、実績報告、財産処分制限

補助金は公募元の最新資料で確認

制度名が同じでも、年度によって対象施設、補助率、上限額、対象経費、申請期限が変わります。メーカーサイトの掲載情報だけで判断せず、国・自治体・執行団体の最新公募要領を確認してください。

相談・見積もり前に確認する30項目

  1. 停電中も継続する介護業務
  2. 給電する部屋と設備
  3. 設備のメーカー・型式・台数
  4. 単相・三相と定格電圧
  5. 消費電力と起動電流
  6. 同時に使用する機器
  7. 機器を起動する順序
  8. 必要な連続運転時間
  9. 発電開始までの許容停止時間
  10. UPSを併用する設備
  11. 既設発電機の用途と容量
  12. 防災用・保安用・共用の区分
  13. 非常用回路の接続先
  14. 受電方式と単線結線図
  15. 候補機種の周波数・相数・出力
  16. 設置場所と浸水想定
  17. 搬入経路と揚重方法
  18. 基礎・離隔・防護柵
  19. 騒音・排気・塩害・積雪対策
  20. LPガスの供給方式
  21. 想定負荷での燃料消費量
  22. 72時間分の必要燃料量
  23. LPガス供給会社との契約
  24. 災害時に補給できない場合の代替策
  25. 自動切替盤と既設盤の改修
  26. 消防・電気・ガスの届出担当
  27. 停電想定の総合試運転
  28. 本体・工事の保証範囲
  29. 点検・保守・故障時対応
  30. 本体から保守までの総費用

導入条件を介護BCPと訓練へ反映する

発電機を設置した後は、機種名だけでなく、給電範囲、運転時間、燃料、始動できない場合の代替策をBCPへ記載します。

  1. 給電を優先する業務と設備
  2. 停電から給電開始までの手順
  3. 自動起動に失敗した場合の連絡
  4. 同時使用を禁止する設備
  5. 燃料残量の確認と補充判断
  6. 発電機・切替盤・ガス設備の担当者
  7. 休日夜間の警報確認
  8. 故障時に使うポータブル電源等の代替策
  9. 利用者の移送を判断する条件
  10. 点検と停電訓練の年間予定
  11. メーカー・施工・保守・ガス供給の連絡先
  12. 訓練後に容量・運転時間を見直す方法

出典・掲載・広告について

本ページは、2026年9月15日に確認した株式会社昭栄の公式情報をもとに作成しています。製品仕様、対応範囲、事例、連絡先、補助金情報は変更される場合があります。

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